左指ピアッシング事件

 

 

私が小学生の頃

家庭科の授業でミシン掛けの実習があったのです

それで、ですね

学校にあったミシンが足踏みミシンしかなかったのね

それまで家では伝導ミシンしかかけた事がなかったので
その日が足踏みミシンデビューだったのですが
昔からどんくさかった私は なかなか上手くミシンがかけられなかったのね

「ミシンが〜〜〜〜」と半べそをかきながら
四苦八苦している姿を見て

同じクラスの男の子が

 

哀れに思ったのか

 

場を和ませようと思ったのか

 

内容は忘れたのですがギャグを飛ばしやがったのです

 

 

 

 

 

よりによってそのギャグがツボにはまってしまった私...
(不覚だ....)

状況を忘れてその場につっぷしてヒイヒイ言って笑ってしまった...

と、その時

 

 

 

 

 

トスッ

 

 

 

 

 

 

妙な衝撃が左手中指に走ったのでし

(...ん?) と前を見た私の目に飛び込んで来たのは

 

 

左手中指に刺さってるミシン針 ...

 

 

 

人間あまりにも凄い物を見ると現実逃避に走るって言うか...

なぜか

(これって手品?)

と呆然と見ている私って...

その次に考えたのが

 

 

指から針を抜くべきか

 

 

ミシンから針を抜くべきか (をい)

 

 

 

この頃の私は現在の私よりずっと冷静な奴だったに違いない...

しかし

指に針を付けたまま先生に「針刺さりました〜〜」 なんて言ったら

 

 

 

 

 

先生卒倒確実

 

 

 

 

 

結局指から針を抜いて
先生に 「針刺さった〜〜」 と訴えました。

小学生らしく...

すると周りのみなさま

 

 

大パニック

 

 

いや、そんな大騒ぎされちゃ 照れるやん(←をい)

それから保健室に連れて行かれ

電動ミシンを使う許可をもらい
(最初からだせやー)

しばらく指先に包帯を巻いて通学してました

 

 

 

 

 

そして時は流れ

大学生になった時

友人の1人(同じ市内の違う高校に行っていた)に

「小学生の時に凄い事あったんだって?」
(言い方は違うかもしれない)

と言われてびっくり

どうも高校時代に同級生から聞いたらしい

そういえば彼女の行っていた高校は
私の出身中学の子が結構通っていたのねん

「なんか伝説にするって張り切ってたで」

...

そんな伝説いや〜〜〜(滝涙)

 

 

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